アイオライト Iolite
ブルー・サファイアに相似した宝石で、上質のものは一見ブルー・サファイアと誤りやすいです。成分はマグネシウム、アルミニウム、珪酸ですが、特質として多色性を有し、紫、青、黄色が入りまじっています。スリランカ、インド、ミャンマー、タンザニアなどで産出されます。
アクアマリン Aquamarine
淡い青色または海水色で、緑柱石(ベリル)に属し、エメラルドと同系です。石自体の内包物が少なく、非常にきれいな結晶をしていて、同じベリルでもエメラルドよりはるかに安価で三月の誕生石として人気があります。主産地はブラジル、アフリカ、マダガスカル、インドなどです。
アゲート(メノウ) Agate
メノウは蛋白石、玉髄、石英の順に火山の空洞内に層状に沈殿して生じたもので、縞状あるいは雲形の美しい模様を描き出します。
苔メノウ(モスアゲード)
石灰の中に緑泥岩または針状結晶を含み、研磨をすると苔または樹枝状の模様が現れます。
縞メノウ
平行な縞模様で、交互に蛋白石に富むものと、石英質に富むものとまざっています。
古くから、カメオ細工の材料として広く使用されています。
サードオニックス
縞メノウと同一のもので、紅色と白の線がだんだら模様になっており、
その近代的な色彩性から、八月の誕生石に用いられています。
アベンチュリン Aventurine
石英の内部にこまかい雲母、あるいは酸化鉄の細片がまざっていて、ギラギラと輝く石のことで、緑色のアベンチュリンがほとんどですが、石英の色により、黄、赤、褐色などの石もあります。主産地はブラジル、スペインなどです。
アマゾナイト Amazonite
アルミニウム、珪酸カリウムの化合物で微斜長石に属します。緑色から空青色までの色があり、緑色の強いものは、ヒスイと混同されることがあります。三斜昌系に属し、劈開しやすいです。
コロラド州は重要なアマゾナイトの産地で、その他、ブラジル、ウラル、インドなどで産出されます。
アメシスト Amethyst
紫色の水晶の一種ですが、他の水晶とは同一に産出しません。主としてメノウ類と一緒に産出しますが、その上品な色合いから万人向きの宝石として古代から愛されてきました。水晶の中では最も高価な石で、産地はブラジル、ウルグアイ、アフリカなどです。
アルマンダイン Almandine
鉄、アルミナの珪酸化合物で、色は暗赤色、黄暗紅色をしており、鉄分の量が多ければ褐色となります。一版的にガーネットといわれているものは、暗赤色を示すアルマンダインのことで、硬度7.5とガーネットの中では硬いほうです。
アレキサンドライト Alexandrite
一版的に緑色、または暗緑色で、クリソベリルという種類に属し、光線により色が変わります。昼の光では緑、あるいは暗緑青色に見え、夜間の電灯やロウソクの光では、暗赤色に見えます。
ソ連のウラル地方で発見され、時のロシア皇帝アレキサンドル二世にちなんで命名されました。
非常に産出量が少なく、最も珍重される宝石の一つです。現在はスリランカ、ロシア、ブラジルなどにわずかに産出する程度です。
アンダルサイト Andalusite
成分は珪酸アルミナで、宝石として用いられる高品質のアンダルサイトもあります。石質は電気石に似ており、色は緑色で、まれに褐色または、赤色のものもあります。ブラジルで良質のアンダルサイトが産出されます。
インクリュージョン
宝石における内包物のことで、天然石や合成石などの結晶物の中に必ず存在し、いろいろな形状でそのもの自体の特徴を表わします。これにより、その種類・品種などの鑑別には欠かせない重要な意義を持ちます。
エメラルド Emerald
緑柱石(ベリル)に属し、アクアマリンなどと同族ですが、わずかに含まれたクロムが、美しい緑を発します。色は、黄または青を帯びた緑色で、ダイヤモンドと並んで高価な宝石の一つですが、
劈開性があり、割れやすいので、大切に取り扱わなければなりません。主産地は、ウラル地方、
南米コロンビア、ブラジル、インド、アフリカなどです。
オパール Opal
オアパールの成分は珪素の酸化物で、水分を含み、結晶しないでできた鉱物です。一般の蛋白石は青味がかった乳白色ですが、虹色を出す石を貴蛋白石と呼んでいます。オーストラリア、メキシコに産し、オーストラリア産を普通にオパール、メキシコ産をメキシコ・オパールと呼んで大別します。オーストラリア産は白地に青または赤で、赤・青・オレンジ色の地に強い虹色を出すものがメキシコ産です。オーストラリア産のブラック・オパール、メキシコ産のファイアー・オパールなどは高級宝石の一つです。
ガーネット Garnet
複雑な珪酸化合物から成っており、結びつきにより色合いも異なり、いろいろな名称がつけられています。日本ではざくろ石と呼ばれてきましたが、代表的なのは、暗赤色のもので(アルマンダイン)、その他、赤(ロードライト・パイプロープ)、オレンジ色(スペッサータイト)、緑色(ウバローバイト)など、多種多様で全世界にわたり産出します。そのため、古来から愛好され、宝石の中では最もポピュラーな存在で、あらゆる国々の人の装身具の用途として親しまれています。
カボッション Cabochon
球形、楕円体などの山型に磨きあげたものをカボッションと呼びます。宝石の磨き方としては古く、細工の技術も比較的やさしく、不透明や半透明な石をカボッションに磨くことが多いです。
カメオ Cameo
各種の宝石、サンゴ、貝殻、牙骨などを材料として浮き彫りをしたカメオ細工のことです。
装身具一般に用途は広く、イタリアではこの細工が古来からの産業の一つになっています。
カラット Carat
宝石の目方をはかる万国共通の単位で、1カラットは0.2グラムと定められています。
たとえばブリリアント・カットのダイヤモンドは七ミリの大きさが1カラット位で、
比重、組成のちがう宝石では、当然大きさが異なってきます。
カルセドニー Chalcedony
玉髄族の意味です。メノウと同系で、玉髄の種類は沢山あり、代表的なものは、ジャスパー、
オニックス、サードオニックス、カーネリアンなどです。
キャッツ・アイ Cat’s eye
クリソベリルの一種であり、石の内部にこまかい繊維組織の結晶をもっており、カボッション型に磨くと、白色の光条が現れます。蜂蜜色の地肌に白線が中央に出て、石または光を動かしても線がくずれないで移動するのが上質とされています。産地はインド、スリランカ、ブラジルなどです。
貴石 半貴石
宝石を財産的価値、宝飾的価値、または宝石学的見地から分類すると、ある程度高く評価されるものを貴石、それより低く評価されるものを半貴石に大別されます。しかし基準はまちまちではっきりと貴石、半貴石を分けることは難しいです。
屈折率
光線が空気中から鉱物に入る時に、その境面で起こる屈折の度合いのことで、
宝石は種類によって屈折率が違います。
クリソベリル Chrysoberyl
緑を帯びた黄褐色の石で金緑石とも呼びます。成分はアルミナ、ベリリウム、他に微量の酸化鉄と酸化クロミウムを含んでいます。アレキサンドライトやキャッツ・アイもクリソベリルの一種ですが、普通クリソベリルといわれるものは、色変わりや猫目効果はありません。主な産出地はロシア、スリランカ、ブラジルなどです。
クンツァイト Kunzite
この石はオウ輝石の一種で、うすいピンク色の透明石で、すみれ色と黄色が含まれていることがあります。アメリカの宝石学者クンツが、カリフォルニアで発見し、博士の名をとって、クンツァイトと名づけられました。
コハク
古代の松柏科植物の樹脂が、地中で化石化したもので、コハク酸などの樹脂酸から成っています。黄色または、褐色をしたものが多く、赤、白色を帯びたものもあります。内部に甲虫類などの入ったものもあり、珍重されています。バルト海沿岸やデンマーク、ノルウェーの海岸地区などで採取されます。
コランダム Corundum
成分は、ほとんど酸化アルミニウムで、総称して鋼玉石と呼ばれます。コランダムの中で代表的な石には、ルビーとサファイアがあります。石質の純粋なものは無色ですが、青、赤、菫、黄、褐色などの有色透明質のものは珪酸、酸化金属を含んでいます。色によって、ルビー、サファイアその他の名称で呼ばれています。
ゴールド(金) Gold
黄色い光沢を持った金属元素の一つで、石器時代に石斧の柄に使用されたほど、古くから知られていた金属です。金属の中で、延性は一番大きく、黄金の光は大気や光線、熱などにより変化することがありません。石英鉱脈または火成岩の中に細かい粒となって産出するものを自然金と呼び、また岩石が風化して金の粒が砂とまざり河水とともに流れ、河床または、海岸の砂の中に沈殿したものを砂金といいます。貴金属製品に使用するのには軟らかすぎるので、銀、銅などを加えて合金にします。金の品位には、K24、K22、K20、K18、K14、K10などがあります。
婚約指輪
婚約指輪のはじまりは、古代ローマ帝国時代と思われます。いろいろと用法形式はありますが、大体は左薬指にはめる習慣になっています。古来その理由として、左薬指には心臓から特殊な血管が通り、熱血が循環するので結婚、婚約指輪をするのに最適とされてきました。
サファイア Sapphire
ルビーとともにコランダムに属する鉱物で、赤色のルビー以外はすべてサファイアと称されますが、一般にサファイアといわれているのは青色のものです。ルビーと異なり大きな石も豊富に産出され、数カラットのものも珍しくはありません。
サンゴ Coral
サンゴ虫が多数集まり、腐敗して骨格だけが残ってできたもので、成分は炭酸カルシウムです。日本では古くから愛好され、かんざしや印籠、煙草入れの根付などに用いられました。紅サンゴが上質とされ、そのほかピンク、白、黒などがあります。高知県土佐沖や小笠原諸島がサンゴの産地として知られています。サンゴは酸や油性分に弱いので取り扱いには注意が必要です。
ジャスパー Jasper
碧玉と呼ばれ、塊状の石英で玉髄に属します。不純不透明で、色は濃緑、褐色、赤褐色で多量の酸化鉄を含んでいます。種類が大変多く、主なものは赤碧玉、褐色碧玉、玉造石などです。
シルク・インクリュージョン
ルビー、サファイア、その他の宝石の中に、ある方向に光線を受けた時、白色の絹のような条線を現わすことがあります。コランダム特有のもので、これをシルク・インクリュージョンといいます。
ジルコン Zircon
珪酸とジルコニウムからできた鉱物で、天然に産するものは、黄色か褐色のものが多く、原石に熱処理を加え、黄緑色、青、透明などそれぞれ違った色を出します。無色透明なジルコンをホワイト・ジルコンと呼び、硬度7.5、屈折率1.95でよく輝くため、ダイヤモンドの代用にされることがあります。青いジルコンは、ブルー・ジルコンと呼び、珍重されています。
シルバー(銀) Silver
代表的な金属元素の一つで、白色の光沢を持ち、薄く延びる性質があるので、古来から貨幣や装飾品などを作るのに広く使用されています。多くの場合は硫化物として産しますが、鉛の鉱石、銅鉱、金鉱からも得られることがあります。用途は多様で工業用にも需要は多いです。
水晶
成分は珪酸(普通石英という)で、宝石の中でもダイヤモンド、コランダムとともに単純な化学成分を持つ代表的な鉱物です。水晶の種類はいろいろありますが、代表的なものは、水晶、紫水晶、黄水晶、茶水晶、黒水晶、煙水晶、バラ水晶(ローズクオーツ)などです。
スター・サファイア Star sapphire
サファイアの中でも結晶中に細かい粒子がある場合に、カボッションに磨くと星が出ます。
この現象をアステリズム(星彩)と呼びます。サファイアの結晶形は、六角柱の六方晶系に属しており、その性質上六本のすじが、星のかたちをつくります。
スター・ルビー Star ruby
ルビーやサファイアなどコランダムに属する石には、原石の結晶の中に細かい繊維状の粒子が入っているものがあり、結晶の光軸の方向を頭にし、カボッションに磨くと星が出てくるものがあります。これは上方から入った光線が粒子に反射して光条をつくるもので、天然のルビーで星の出るものはスター・ルビーと呼ばれて珍重されています。
スピネル Spinel
古来から愛好された宝石鉱物の一種で、尖晶石ともいいます。成分は、アルミナと酸化マグネシウムで赤、オレンジ、黄、緑、青、菫、黒、褐色など多様の色を持ち、赤いスピネルはルビーの代用にされることもあります。
ゾイサイト Zoisite
アフリカのタンザニアにおいて発見され、タンザナイトとも呼ばれます。ブルー・サファイアに相似し、美しい紺青色の透明度も高い石です。
ダイヤモンド Diamond
宝石の王者とされている石で、成分は純炭素、硬度は10で万物中もっとも硬いです。色は青味を帯びた白、白、黄味を帯びた白、ピンク、緑、青、菫、橙、黄、褐色などがあります。ダイヤモンドの品質等級を表わすには、通常「四つのC」の方式が用いられる。四Cとはカラット(重量)、カット(研磨)、カラー(色)、クラリティ(透明度)の頭文字Cを集めたものです。
誕生石
生まれた月の誕生石をつけていると、幸福が訪れるといい伝えられ、それぞれロマンティックな意味づけがされています。
一月 ガーネット = 貞操、友愛、真実、忠実
二月 アメシスト = 誠実、心の平和
三月 サンゴ = 沈着、勇敢、聡明
四月 ダイヤモンド = 清浄無垢
五月 エメラルド = 幸運、幸福
六月 パール = 健康、長寿、富
七月 ルビー = 深き愛情、熱情、威厳
八月 サードオニックス= 夫婦の幸福、和合
九月 サファイア = 慈愛、誠実、徳望
十月 オパール = 安楽、悲哀を克服して幸福を得る
十一月 トパーズ = 友情、希望、潔白
十二月 トルコ石 = 成功
トパーズ Topaz
黄玉石の和名を持ち、黄色の宝石の代表とされていますが、黄色以外にも、無色、淡緑、淡青、ピンクのものもあります。ウィスキーのような黄色をした石がよく、ブラジル産のトパーズが有名です。一般にトパーズと通称され市場に出ているものの多くは黄水晶が多いです。
虎目石 Tiger’s-eye
石英中に黄、褐色、青などの石綿が層状に混入したもので、カボッションに磨くとキャッツ・アイのような光条が現れます。一般に虎目石と呼ばれているものは、黄褐色のものをいい、水酸化鉄を含んでいる為です。青色の石は青虎目石といい、赤褐色の石は赤虎目石と呼ばれます。キャッツ・アイとは比較にならないほど安価です。
トルコ石 Turquoise
世界最古の宝石の一つで、エジプト文明、インカ文明などの財宝の中に用いられたものの一つです。成分はリン酸アルミナと微量の酸化銅、鉄、石灰などを含有し、硬度は6度で宝石としては低い方です。多孔質で軟らかく、装身具のほか、彫刻に利用されます。独特の青色は銅の色で、イラン、北米などが主産地です。
トルマリン Tourmaline
トルマリンの化学成分は非常に複雑で、その成分の相違から青、緑、赤、ピンク、紫、褐色など、あらゆる色にわかれます。日本では電気石と呼ばれたことがあります。
ネフライト Nephrite
ヒスイと玉とはよく似ていますが、鉱物学上では多少異なってきます。ヒスイはジェダイト(硬玉)、玉はネフライト(軟玉)と、別々の呼び名を持っています。
ヒスイ
俗にいうヒスイには、硬玉と軟玉とがあります。硬玉は輝石の一種で、軟玉は角閃石に属しています。硬玉は輝石の繊維状の結晶が集まってできており、たいへん強靭ですが、硬度は8で、装身具用のほか精巧な彫刻などをするのに適しています。軟玉は普通ギョクと呼ばれ、硬玉より緑がうすく、磨いた肌の感じも多少違います。玉は多量に産出し、香炉、彫像などに用いられます。産地は中国の雲南省、ミャンマーと中国の国境付近、また日本でも新潟県の糸魚川や青海で産出することもあります。特に美しい半透明の緑色のものが最上とされています。ヒスイは東洋の石といわれ、中国人は特に一種の信仰として珍重しているほどです。
ファイアー・オパール Fire opal
蛋白石のなかで、黄、オレンジ、赤色を帯びた石はファイアー・オパールと呼ばれています。内部の細かい層の具合で、火のような遊色を現わし、美しい色合いと輝きを出します。メキシコに産出し、一般にメキシコ・オパールと称するものの多くは、この種に属しています。
ファンシー・カラー Fancy color
ダイヤモンドの標準的な色は白とされていますが、緑と青とピンクのものは珍しく、高価な値段で取引されます。このように普通品と異なった色を持ったダイヤモンドをファンシー・カラーと呼びます。
プラチニウム(白金) Platinum
白金は金属元素の一つで、色は灰銀白色、鮮やかな光沢を現わし、展延性に富んでいます。空気中で高温に熱しても酸化しません。白金は装身具類、化学用品、電気用品など広く使用されています。
ブラック・オパール Black opal
灰黒色をした地色の蛋白石で、青や緑の光を放出し、玉虫の羽を思わせるような輝きをします。オパールの中でも、特に高価で、良質のものはめったに産出しません。虹色の独特の輝きはプレイ・オブ・カラーと呼ばれ、石の内部から生じる干渉色で、オーストラリアに産出します。
ブラッドストーン Bloodstone
石英類に属する濃緑色の石で、その中に赤または赤褐色の酸化鉄が点々と入っています。インドのカシミール地方、オーストラリア、ブラジルなどに産し、三月の誕生石として用いられています。
ヘマタイト Hematite
赤色の酸化鉄を成分とした、赤鉄鉱という鉱物です。宝石として用いられるものは、黒色で不透明、磨くと黒光りをする質のものです。値段は安く、エメラルド・カットに磨いたりして、指輪の石などに使われています。
ペリドット Peridot
酸化マグネシウム、珪酸、第一酸化鉄から成ります。古来クリソライト、ペリドット、オリビンと色の具合によって三様の名称で呼ばれていましたが、現在はペリドットで統一されています。
ベリル(緑柱石) Beryl
ベリリウム、珪酸、酸化アルミニウムから成り、。ベリルの代表的な石にはクロムを含んだエメラルドがあります。色により種々の名称があり、淡青色のアクアマリン、ピンクのモルガナイトなどがあります。
ホール・マーク Hall mark
貴金属製品の金位を証明するため、官公設の検定所で打つ検定刻印のことです。わが国でも造幣局において民間の求めに応じ広く実施しています。
ホワイト・サファイア White sapphire
普通サファイアといえば青い石の意味ですが、コランダムの純白透明なものはホワイト・サファイアと呼び、成分は純コランダムです。この石をダイヤモンドの代用に使うことがありますが、ダイヤモンドほど強く輝くことはありません。
マラカイト Malachite
孔雀石と呼ばれ、クジャクの羽根のような緑の濃淡の縞目を現わし、独特の美しさをつくっています。成分は酸化銅と二酸化炭素で、これは、銅の表面にできる緑青と同じです。日本でも古くからかんざしの玉や煙草入れの根付などに用いられました。
ムーンストーン Moonstone
正長石の一種で、日本名は月長石と呼ばれています。乳白色の真珠のような輝きを持ち、月光を思わせます。この乳白色の輝きは、内部を構成している双薄層の光の反射作用から生まれるもので、磨き方により猫目効果をだします。
メキシコ・オパール Mexican opal
メキシコで産出され、赤味や黄味または青味がかったオパールを、メキシコ・オパールと呼んでいます。
ラピス・ラズリ Lapis lazuli
日本名を青金石、瑠璃とも称し、七宝の一つとして珍重されてきました。この石をくだいて、群青という青絵具とし、古い寺院の壁画などに使用し、今日でも美しい色を保っています。現在では指輪の石にされることも多いです。
ルビー Ruby
サファイアと同族のコランダムに属し、赤い宝石の代表的な石です。ピンクがかった赤色のものが多く、ビジョン・ブラッド(鳩の血の色)と呼ばれる濃い赤の石が最高とされています。ルビーは古来不滅の権威の象徴とされ、一種の信仰的な対象とされてきました。
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